令和5年度 金属組織観察実習(表面処理材料編)
金属材料の力学特性の違いは、金属組織と密接な関係があります。そのため、光学顕微鏡による金属組織観察の結果には、基礎的で重要な情報が多く含まれており、破断面観察、硬さ測定と併せて故障解析の重要な手法の1つです。 本研修では、研磨の難易度が高い、表面処理(浸炭,表面被覆やメッキ)した鉄鋼材料の表面近傍金属観察試料作製技術の習得を目指します。
金属組織観察実習(表面処理材料編)
表面処理した鉄鋼材料の観察試料作製
第1回 令和5年10月26日(木)、27日(金)全2日間 9:30~16:30(海老名)ー定員に達しましたー
第2回 令和5年12月13日(水)、14日(木)全2日間 9:30~16:30(海老名)ー定員に達しましたー
第3回 令和6年 2月 8日(木)、 9日(金)全2日間 9:30~16:30(溝の口)ー定員に達しましたー
詳細
- 会場 第1、2回 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC) 海老名本部
第3回 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC) 溝の口支所 - 定員 2名(各回1企業1名様までのお申込とさせていただきます)
- 受講料 30,000円(税込、テキスト代込)
- 申込締切日 第1回 令和5年10月 3日(火)
第2回 令和5年11月17日(金)
第3回 令和6年 1月16日(火)
こんな方におすすめ
- 表面硬化、薄膜被覆やメッキされた材料の研磨ダレを少なくした 材料表面近傍金属組織観察試料の作製方法を習得したい方
この実習で身に付くこと
- 表面硬化処理材断面試料の最適包埋方法
- 表面近傍硬さ測定のための最適研磨方法
- 表面硬化層や硬化膜断面の写真撮影法
受講生の声
- 座学ではなく実習がメインで非常に良かった
- 教科書に載っていない、具体的な生の声を聞けてとても役立った
- 充分な時間の実習を受けることができて、とても勉強になった
- 研磨の方法など自己流になっているところがあったが、プロのノウハウを教えてもらい非常に勉強になった
カリキュラム
<1日目> | <2日目> | ||
9:30~11:00 | 鋼の強化機構と表面硬化処理(講義) | 9:30~12:00 | 研磨による金属組織観察試料の作製(実習) |
11:00~12:00 | 各種表面処理材料の組織観察試料作製方法(講義) | 13:00~16:00 | 腐食および組織画像取得(実習) |
13:00~16:30 | 材料の切断および包埋(実習) | 16:00~16:30 | まとめおよび質疑応答 |
受講料支払い方法
原則、申込締切日以降に請求書を郵送いたします。 請求書に記載されている指定の口座に、開講日までにお振り込みください。 開講日までのお振り込みが難しい場合は、事務局までご連絡ください。
キャンセルについて
原則、キャンセルはお受けいたしかねます。 やむを得ない事情によりキャンセルをご希望される場合は、以下の期日までに事務局にご連絡ください。 第1回 令和5年10月 3日(火) 第2回 令和5年11月17日(金) 第3回 令和6年 1月16日(火)
リーフレット
確認事項<重要>
次の事項をご確認の上、お申込ください。
- 少人数制の実習のため、各回1企業1名様までのお申込みに限ります。
- 申込締切後、受講決定者には受講料請求書等の必要書類を郵送いたします。
- 許可なく講義内容の一部、およびすべてを複製、転載または撮影、配布、印刷など、第三者の利用に供することを禁止します。
- やむを得ない事情により、日程・内容等の変更や中止をする場合があります。
- 保証書に必要事項をご記入の上、参加日当日にお持ちください。【保証書はこちら】
- 昼食は各自ご持参いただくようお願いいたします。
- 当日は9:10より受付開始とさせていただきます。
お問合せ
(地独)神奈川県立産業技術総合研究所 人材育成部 教育研修課 産業人材研修グループ TEL 046-236-1500 Eーmail sm_sangyoujinzai★kistec.jp ※★を@に変換してください。