金属組織観察実習(材料別編)

金属材料の力学特性の違いは、金属組織と密接な関係があります。そのため、光学顕微鏡による金属組織観察の結果には、基礎的で重要な情報が多く含まれており、破断面観察、硬さ測定と併せて故障解析の重要な手法の1つです。 本研修では、長い間現場を離れられない製造業の品質保証部門や研究開発部門の技術者で金属組織観察の実務者や経験者を対象に、研磨や腐食の難易度が高い材料について検鏡試料の作製や腐食について情報提供を図り、実務のエッセンスの習得を目指します。 第1回目は「工具鋼系(SKH51、SKD11、SKD61より2鋼種選択)」、第2回目は「チタン系(Ti2種、64Ti)」、第3回目は「アルミニウム合金系(A6063T6、アルミ鋳物(AC8A))」、第4回目は「ステンレス鋼系(SUS304、SUS316L)」を取り上げます。
第1回 令和7年 6月20日(金)9:00~17:00(海老名)
第2回 令和7年10月17日(金)9:00~17:00(溝の口)
第3回 令和7年10月24日(金)9:00~17:00(海老名)
第4回 令和8年 1月29日(木)9:00~17:00(海老名)
材料
1人1回のお申込みとさせていただきます。複数回参加をご希望の方は事務局までご連絡ください。
- 第1回 工具鋼系(SKH51、SKD11、SKD61より2鋼種選択)
- 第2回 チタン系(Ti2種、64Ti)
- 第3回 アルミニウム合金系(A6063T6、アルミ鋳物(AC8A))
- 第4回 ステンレス鋼系(SUS304、SUS316L)
詳細
- 会場 第1、3、4回 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC) 海老名本部
第2回 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC) 溝の口支所 - 対象者 長い間現場を離れられない製造業の品質保証部門や研究開発部門の技術者で金属組織観察の実務者や経験者
- 定員 2名(各回1企業1名様までのお申込とさせていただきます)
- 受講料 20,000円(税込)
- 申込締切日 第1回 令和7年 5月 23日(金)
第2回 令和7年 9月26日(金)
第3回 令和7年10月 3日(金)
第4回 令和8年 1月 9日(金)
こんな方におすすめ
- 金属組織観察の実務者で多忙なため、なかなか職場を留守にできない方
- 短時間で、新しい研磨剤の情報や効率的な研磨、腐食の実際を経験し、習得したい方
この実習で身に付くこと
- 検鏡試料の炭化物の欠けを少なくする研磨技法の習得
- 非鉄金属に係る研磨、腐食技法の習得
- 耐食性の高いステンレス鋼の研磨、腐食技法の習得
受講生の声
- 座学ではなく実習がメインで非常に良かった
- 教科書に載っていない、具体的な生の声を聞けてとても役立った
- 充分な時間の実習を受けることができて、とても勉強になった
- 研磨の方法など自己流になっているところがあったが、プロのノウハウを教えてもらい非常に勉強になった
カリキュラム
時間 | 内容 |
---|---|
09:00 ~ 10:00 | 各種材料の概要説明(講義) |
10:00 ~ 12:00 | 材料の切断および包埋(実習) |
13:00 ~ 16:30 | 包埋試料の研磨腐食(実習) |
16:30 ~ 17:00 | 質疑応答 |
受講料支払い方法
原則、申込締切日以降に請求書を郵送いたします。 請求書に記載されている指定の口座に、開講日までにお振り込みください。 開講日までのお振り込みが難しい場合は、事務局までご連絡ください。
リーフレット
キャンセルについて
原則、キャンセルはお受けいたしかねます。
やむを得ない事情によりキャンセルをご希望される場合は、以下の期日までに事務局にご連絡ください。
期日以降のキャンセルについては、受講料のお支払いが必要となります。
第1回 令和7年 5月23日(金)
第2回 令和7年 9月26日(金)
第3回 令和7年10月 3日(金)
第4回 令和8年 1月 9日(金)
確認事項<重要>
次の事項をご確認の上、お申込ください。
- 少人数制の実習のため、各回1企業1名様までのお申込みに限ります。
- 申込締切後、受講決定者には受講料請求書等の必要書類を郵送いたします。
- 許可なく講義内容の一部、およびすべてを複製、転載または撮影、配布、印刷など、第三者の利用に供することを禁止します。
- やむを得ない事情により、日程・内容等の変更や中止をする場合があります。
- 保証書に必要事項をご記入の上、参加日当日にお持ちください。【保証書はこちら】
- 昼食は各自ご持参いただくようお願いいたします。
- 当日は8:45より受付開始とさせていただきます。
お問合せ
(地独)神奈川県立産業技術総合研究所 人材育成部 教育研修課 産業人材研修グループ TEL 046-236-1500 Eーmail sm_sangyoujinzai★kistec.jp ※★を@に変換してください。