2021年2月3日
複合サイクル試験機(大型)
概要
塩水噴霧、乾燥、湿潤の各単独試験または組み合わせによるサイクル試験を行うことで、試料の腐食劣化を促進させ、その耐食性などを加速試験で評価する装置です。
【用途・特徴】
部品、製品、試験片などについて、塗膜、めっきなどの防食性や金属材料、樹脂、複合材料の耐食性を評価します。
試験槽が大きく、多数の試料を一度に試験できます。
上蓋および正面扉が大きく開くため、大型の試料もそのまま試験することができます。
規格
JIS K 5600-7-1, JIS K 5600-7-9, JIS H 8502, JIS Z 2371, JIS C 60068-2-11, JIS C 60068-2-52, JASO M 609, JASO M 610 など機器情報
メーカー名 | スガ試験機株式会社 |
---|---|
型番 | CYP-200DZ |
仕様 | 試験槽: 約 幅 2000 × 奥行き 1000 × 深さ 1000 mm 耐荷重: 25 kgf(試料枠)、200 kgf(床等分布荷重) 塩水噴霧試験:試験液: 5%塩水、噴霧量: 約 80 cm^2について(1.5±0.5) mL/h、温度: (35±1) ℃, (50±1) ℃、(JIS Z 2371規定の性能を満足する) 乾燥試験:温度: (室温+10)℃~(70 ±1) ℃、湿度: 60 ℃において(25±5) %RH 湿潤試験:温度:(室温+10)℃~(60±1) ℃、湿度: 50 ℃において60 %RH~(95±5) %RH |
導入年度 | 2014 |
ご利用方法
依頼試験(KISTEC事業名:試験計測)、委託受託(KISTEC事業名:技術開発受託)で利用できます。