2021年2月5日
画像解析式粒度分布計
概要
共焦点レーザーラマン顕微鏡に、粒度解析ソフトウエアを搭載した、分析機能付き粒度分布計です。粒子を光学顕微鏡で観察して、自動画像解析によって粒径分布(粒度分布)を評価します。精密ステージを備えており、多視野を画像合成(モンタージュ)するため、一度に多数の粒子を観察できます。付属の真空分散器を使えば、粒子の凝集状態をほぐして観察基板上に展開できます。
【用途・特徴】
主として乾燥した粉末が対象ですが、平坦な基材に捕集された粒子、透明材料に埋め込まれた粒子(例 メタリック塗装)、液中分散した粒子なども対応可能です。なお、装置本体は共焦点ラマン顕微鏡ですので、粒子に限らず様々なサンプル形状のラマン分光分析ができます。異物などのピンポイント分析や、指定した面内全体の高速マッピング測定などが行えます。
機器情報
メーカー名 | 株式会社堀場製作所製 |
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型番 | XploRA PLUS |
導入年度 | 2017 |
ご利用方法
依頼試験(KISTEC事業名:試験計測)で利用できます。