レーザ回折・散乱式粒径分布測定装置

機械・材料技術部
海老名
  • 粉体・表面性能
  • 粒・粉体
  • #粒度分布
レーザ回折・散乱式粒径分布測定装置

概要

赤色レーザおよび青色LEDを粉末サンプルに照射し、回折と散乱パターンから粒径分布を求める装置です。通常の(a)湿式および(b)乾式測定ユニットに加えて、有機溶媒測定に力を発揮する(c)小容量ユニットや、濃厚サンプルを希釈なしで測定できる(d)高濃度セル、さらに湿式測定と同時に粒子画像を取得できる(e)イメージングユニットなど、幅広い計測オプションを備えています。対象となる粒径範囲は、主に0.1マイクロメートル~1ミリメートルです。

機器情報

メーカー名 株式会社堀場製作所
型番 LA-960V2(有機溶媒対応仕様)
仕様 測定原理 レーザ回折・散乱法(Fraunhofer回折・Mie散乱)/光源:LD (赤色 650 nm), LED (青色 405 nm)
(a) 湿式測定:
粒子画像撮影ユニット付属/有機溶媒対応/分散 超音波プローブ/測定粒径範囲 0.01~3000μm/対象 粉体一般(粗大かつ高比重な粉体のみ測定不可)
(b) 乾式測定:
供給 振動フィーダ式および直接吸引式(少量サンプル用)/排出 吸引機による強制排気/分散 ジェットノズル(圧縮空気)/測定粒径範囲 0.1~5000μm/対象 サラサラとした粉体一般
(c) 小容量湿式測定:
有機溶媒対応/分散 超音波プローブ/測定粒径範囲 0.01~1000μm/対象 少量(40 mL前後)の分散媒で測定したいサンプル
(d) 高濃度測定:
有機溶媒対応/スペーサ(5μm, 50μm)およびスペーサ付きセル(1μm, 2μm)/対象 希釈が好ましくないサンプル(スラリーなど)
導入年度 2022

ご利用方法

試験計測(依頼試験)、技術開発受託で利用できます。