2021年2月5日
三次元測定システム(接触式)
概要
機械製品の評価において基本ともいえる精密測定で、最も汎用性が高く、多くの測定・評価に使われるのが、三次元座標測定機になります。
接触式三次元座標測定機は測定空間内において空間3軸を自由に移動できる接触子を測定対象に接触させ、その時の接触子の三次元座標を取り込み、得られた点群座標情報を測定機が設定した三次元空間に再現することで、任意の位置の任意の形状(面、軸、穴等)から基準を適時に設定することができ、必要とする箇所の寸法測定を効率よく迅速に行うことができます。
【用途・特徴】
長さや穴直径等の寸法測定や、平面度、平行度、真円度等の幾何公差の評価が可能です。また、3D CADデータとの比較測定が可能ですので、複雑な曲面での形状誤差も確認できます。
製品納品前の検査や、機械装置不具合の原因調査、加工方法や加工手順の検討に利用されています。
機器情報
メーカー名 | カールツアイス株式会社 |
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型番 | UPMC850/1200CARAT |
仕様 | 測定範囲X=850、Y=1200、Z=600/測定精度1軸U1=(0.5+L/900)μm/空間U3=(0.8+L/600)μmL(mm)=測定長さ |
導入年度 | 1994 |
ご利用方法
依頼試験(KISTEC事業名:試験計測)、委託受託(KISTEC事業名:技術開発受託)で利用できます。