2021年2月5日
熱処理再現試験装置
概要
種々の金属材料に対して、様々な条件の熱処理を正確に再現することが可能な万能熱処理試験装置です。 コンピューター制御により、加熱・冷却条件の正確な制御が可能であり、熱処理に関わる様々なご要望にお応えします。
【用途・特徴】
鉄鋼材料の焼入れ、焼戻し処理や、アルミ合金、チタン合金の溶体化、時効処理など、工業的に実施されている様々な熱処理パターンを正確に再現します。 高周波加熱および直接通電加熱方式を採用するため、試験片のみを高速に加熱することが可能です。冷却はガス制御冷却、水冷却、冷媒への落下浸漬を選択できます。また、加熱条件、冷却条件はコンピューターにより高精度に制御することが可能です。熱処理工程の開発や改良、新材料の開発、技術者育成など、熱処理に関わる幅広いニーズにお応えします。
機器情報
メーカー名 | 富士電波工機株式会社 |
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型番 | 特注品 FTA-153VTほか |
仕様 | 対象材料:鉄鋼、チタン合金、アルミ合金、ニッケル合金等(高周波加熱が可能な金属材料)、試験片寸法:丸棒 (φ6~φ25mm)、角柱(11mm角)、板材 (10mmW×2mmT)×長さ120mmL、加熱方式:高周波加熱、直接通電加熱、加熱温度:最大1350℃(鉄鋼材料)、加熱速度:100℃/sec、冷却速度:~60℃/sec(Heガス急冷)、200℃/sec以上(水冷、冷媒槽落下) |
導入年度 | 2011 |