2021年2月17日
LC/MS/MS(リチウムイオン電池電解液評価分析システム)
概要
水や有機溶剤に溶解している有機成分を分離して、定性分析、定量分析を行う装置です。 従来の液体クロマトグラフでは、分離した成分の化学構造に関する情報を得ることが困難でしたが、本装置は、有機物の分子量を手がかりにして、分離した成分の化学構造について調べることができます。
【用途・特徴】
この装置は、UPLC と呼ばれる、短時間で成分を分離できる高速液体クロマトグラフ装置と、分子量を高い精度で測定できる飛行時間型質量分析器から構成されています。 また、本装置は、リチウムイオン電池電解液の分解生成物の分析データベースを備えています。
当研究所では、リチウムイオン二次電池電解質の劣化挙動や食品加工時の成分の変化等の用途を中心に、この装置を様々な形で企業支援に役立てていきます。
機器情報
メーカー名 | 日本ウォーターズ株式会社 |
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型番 | XEVO G2 TOF |
導入年度 | 2012 |
ご利用方法
依頼試験(KISTEC事業名:試験計測)、委託受託(KISTEC事業名:技術開発受託)で利用できます。