2021年2月3日
促進耐候性試験機(キセノン)
概要
促進耐候性試験機(ウェザーメーター)は、屋外の日光、雨、温・湿度などを模擬し、プラスチックや塗料など様々な材料を安定した装置内環境で促進劣化させることができます。
【用途・特徴】
本装置では、標準と大型の2つの試験槽を有し、それぞれ独立した条件での試験ができます。標準槽(左側φ580mm)は、60 W/m2~180 W/m2までの強照度試験が可能となります。大型槽(右側φ960mm)では、多くの試料や大型の試験片が取付けられます。また、20℃以下の低温保持試験によって、熱に影響を受けやすい材料にも対応することができます。
キセノンランプは、照射光が紫外から可視光まで幅広い波長にわたって太陽光に近似していることから、耐候劣化を再現するのに好ましい光源としてISO等の規格で採用されています。
標準条件(放射照度60W/m2、 BPT63℃、スプレー18分/120分)は試験計測(E1397)となります。それ以外の条件は技術開発受託(別途見積もり)となります。
規格
JIS K7350-2等機器情報
メーカー名 | スガ試験機株式会社 |
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型番 | SX75-X75LZ |
仕様 | ・左槽:放射照度 60~180 W/㎝2(300~400 nm)、ブラックパネル温度(BPT) 50~95℃、 試験片取付け枚数(寸法150×70×1㎜)51枚 ・右槽:放射照度 25~70 W/㎝2(300~400 nm)、ブラックパネル温度(BPT) 50~95℃、 試験片取付け枚数(寸法150×70×1㎜)105枚 |
導入年度 | 2018 |