ゼータ電位測定(A)(微粒子分散溶液)

機械・材料技術部
海老名
  • 粉体・表面性能
  • 粒・粉体
  • #界面

微粒子の直流電気泳動をレーザードップラー法で検出して、ゼータ電位を測定する試験です。微粒子の分散・凝集性の原因や、pHタイトレーションを使用した測定で等電点を調べることができます。試料には測定中に沈降しない分散性が求められますが、すべての粒子が浮いている必要はなく、一部でも安定して浮遊する粒子があれば測定可能です。なお溶媒は、低粘度で誘電率が高いことが必要です(例えば水やアルコールなど)。

測定可能なpHの範囲は2~11。ゼータ電位の絶対値の算出には、分散溶媒の誘電率と粘度と屈折率の値が必要です。一般的な溶媒の物性値は当所で持っていますが、混合溶媒など情報が未知の場合はご相談下さい。

【試験対象】
 短時間(数十分程度)では沈降しない粒子。

【関連キーワード】
 ゼータ電位(Zeta Potential)、電気泳動、レーザードップラー法、分散・凝集性、等電点

使用機器

ゼータ電位・粒径分布測定システム

料金

NO. 項目 単位 料金
E4160 ゼータ電位測定(A) (微粒子分散溶液) 1試料につき 10,340円
※1試料、1pHにつき

担当部署

機械・材料技術部 ナノ材料グループ