粒径分布測定(動的光散乱法)

機械・材料技術部
海老名
  • 粉体・表面性能
  • 粒・粉体
  • #画像解析
  • #粒度分布

動的光散乱(DLS)法でブラウン運動を観測して、溶媒中に分散した微粒子やエマルションの粒径分布(粒度分布)を評価する湿式の試験です。試料には、測定中に沈降しない分散性が求められ、沈降粒子は観測にかかりませんのでご注意ください。高濃度の場合は、粒子のないブランク溶媒で希釈した方が信頼性の高いデータが得られます。なお、有機溶媒を含む様々な溶媒で測定できますが、低粘度であることが必要です。

測定可能サイズは、約 1 ナノメートル~7 マイクロメートル。設定温度範囲は、10℃~90℃。粒径の絶対値の算出には、分散溶媒の粘度と屈折率の値が必要です。一般的な溶媒の物性値は当所で持っていますが、混合溶媒など情報が未知の場合はご相談下さい。

【試験対象】
 粒径が7マイクロメートル以下の沈降しない粒子。

【関連キーワード】
 粒径分布(Particle Size Distribution)、粒度分布、動的光散乱法 (DLS)、ブラウン運動、ナノ粒子

使用機器

ゼータ電位・粒径分布測定システム

料金

NO. 項目 単位 料金
E4180 粒径分布測定(動的光散乱法) 1試料につき 9,020円

担当部署

機械・材料技術部 ナノ材料グループ