2024年2月7日
高性能電気化学測定システムによる異種金属接触腐食電流の測定事例
異種金属接触腐食とは、異種の金属が互いに接触している状態で食塩水などのような電解質溶液に浸されていると、一方の金属の腐食が促進される現象を言います。実際に2種の金属を電解質溶液に浸し,同時に2種の金属を電流計を介して接触させた実験を行うと、電流の向き(プラスマイナス)からどちらの金属が異種金属接触腐食を受けているのかが分かります。そのような実験を再現するために、高性能電気化学測定システムを用いて、銅とアルミニウムを組み合わせた場合の異種金属接触電流の測定を行いました。
図1よりアルミニウム電極においてプラスの電流が流れていたことから、アルミニウムが異種金属接触腐食を受けていることが分かりました。
ご利用を希望される方へ
このページのご紹介内容は、依頼試験、委託開発でご利用いただけます。
使用機器
料金
NO. | 項目 | 単位 | 料金 |
---|---|---|---|
E3223 | 異種金属接触腐食電流測定(1) | 1試料につき4時間まで | 14,410 |
E3224 | 異種金属接触腐食電流測定(2) 1時間増 | 1時間増すごとに | 220円 |
E3280 | 試料調製(1) (比較的容易) | E3211, E3212, E3221, E3222, E3223, E3224, E3261, E3262, E3270, E3275に適用 | 3,300 |
E3290 | 試料調製(2) (比較的複雑) | E3211, E3212, E3221, E3222, E3223, E3224, E3261, E3262, E3270, E3275に適用 | 6,710 |