2023年5月12日
冷熱衝撃試験機による機械装置、電気・電子部品等の性能評価試験
冷熱衝撃試験機の特徴
機械装置、電気製品、電子部品、各種材料等の信頼性試験(熱衝撃)に利用されます。
試料に高温と低温のストレスを短時間で交互に繰り返し与え、信頼性を評価します。
熱衝撃(ヒートショック)試験とも呼ばれ、使用する熱媒体の違いにより2種類(液槽式、気槽式)のタイプがありますが、当所の機器は、気槽式となります。
(代表機器の型番)
ESPEC TSA-73ES-W
(主な仕様)
低温側温度制御範囲: -70 ~ 0℃、
高温側温度制御範囲: +60 ~200℃
内容量 : 70リットル (W41×D37×H46 cm)
通常棚(5kgまで)×2段、重量棚(30kgまで)×2段
フラットケーブル孔(25×100mm長孔型)×1
デフロストフリー機能により最大500時間連続運転可能
(2ゾーン運転かつ、さらし時間10分以上60分未満の場合のみ)。
冷熱衝撃試験機による機械装置、電気・電子部品等の性能評価試験
図1は、150℃ → 常温 → -65℃ → 常温 というサイクルで運転した結果です。
温度変化に5分程度かかっていることが分かります。
なお、常温部分は、装置の周囲温度となるため、温度設定は出来ません。
ご利用を希望される方へ
このページのご紹介内容は、依頼試験、委託開発でご利用いただけます。
使用機器
料金
NO. | 項目 | 単位 | 料金 |
---|---|---|---|
E1363 | 冷熱衝撃試験(中・TSA) | 8時間まで | 14,520 |
E1364 | 冷熱衝撃試験(中・TSA) 8時間増 | 8時間増すごとに | 7,040 |