2023年5月10日
ハイパワー恒温恒湿槽による機械装置、電気製品、電子部品、各種材料等の信頼性試験
ハイパワー恒温恒湿槽の特徴
機械装置、電気製品、電子部品、各種材料等の信頼性試験(温度サイクル、温湿度サイクルなど)に利用されます。
通常の恒温恒湿槽が、比較的ゆっくりとした温度変化(1℃/分程度)で運転されるのに対し、ハイパワー恒温恒湿槽は、10℃/分以上の急速な温度変化で運転することにより、不良再現性の評価を可能としています。
また、通常の恒温恒湿槽よりも高い温度(95℃)まで湿度制御が可能なため、より厳しい条件での試験実施が可能です(写真1)。
(代表機器の型番)
ESPEC ARSF-0250-15
(主な仕様)
温度制御範囲: -70~+180℃
湿度制御範囲: 10~98%R.H. (温度により変動)
内容量 : 249リットル (W60×D80×H83 cm)
IEC 60068-2-14-Nb/2-30/2-38に適合
最速15℃/分の急速温度変化性能(-45℃⇔+155℃において)
ハイパワー恒温恒湿槽の温度制御
図1は、80℃ ⇔ -40℃ の間を15℃/分で温度変化するよう設定し、運転した結果です。
ご利用を希望される方へ
このページのご紹介内容は、依頼試験、委託開発でご利用いただけます。
使用機器
料金
NO. | 項目 | 単位 | 料金 |
---|---|---|---|
E1367 | ハイパワー恒温恒湿槽 | 8時間まで | 17,490 |
E1368 | ハイパワー恒温恒湿槽 8時間増 | 8時間増すごとに | 5,280 |