2023年5月12日
材料試験機による木材・木製品の強度性能評価
強度性能評価でわかること
情報・生産技術部加工評価グループでは、材料試験機による木材や木製品の強度性能評価を行いました。
安全性の高い木製品を作るためには、使用する木材の強度特性を知っておく必要があります。
木材の基本的な強度特性には曲げ、引張り、圧縮、せん断があります。またスツールや椅子では破壊荷重を調べることで、耐荷重を設定できるようになります。
材料試験を行う場合の試験体の加工について
KISTECでは材料の、試験に必要な形状への加工から行うことができます。曲げ、引張り、圧縮、せん断のそれぞれの試験(JIS Z 2101)に準拠した試験体へ加工します。特に引張り試験体は形状が特殊ですが、NCルータを使って精度の高い加工が可能です。
ご利用を希望される方へ
このページのご紹介内容は、依頼試験でご利用いただけます。
※E4210、E4220は試験計測料金、E6080は機器使用(お客様ご自身でご利用)の料金となります。詳細はお問い合わせください。
使用機器
料金
NO. | 項目 | 単位 | 料金 |
---|---|---|---|
E4210 | 圧縮試験 | 1試料につき | 3,190 |
E4220 | 引張試験 | 1試料につき | 3,410 |
E4240 | 曲げ試験(50kN以下) | 1試料につき | 2,750 |
E4260 | 局所構造試験 | 1試料1測定につき | 3,190 |
E6080 | 万能材料試験機 | オリエンテック UTA-5T | 1,320円 |
ご利用方法
依頼試験(KISTEC事業名:試験計測)、機器使用で利用できます。
今回の材料試験機による木材・木製品の強度性能評価の事例については、
・家具業界
・住宅関連
・木製品業界 の皆様におすすめです。
以下のようなお悩み・課題の解決にご活用ください。
・木製品の安全性評価
【PRポイント】素材を持ち込めば、試験体をKISTECで製作することができます。