各種光源のスペクトル測定

川﨑技術支援部
溝の口
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分光放射照度計を使用すると光のスペクトルを測定することができます。
今回は、さまざまな光のスペクトルを測定してみました。

使用機器

分光放射照度計 (株)相馬光学 S-2440


8月の太陽光
図1 8月の太陽光

紫外から赤外まで広い範囲の光を放射していることがわかりますが、全ての波長が一定という訳ではありません。

光触媒JIS試験で使用している紫外ランプ
図2 光触媒JIS試験で使用している紫外ランプ

400nm以下の紫外域からしか光を放射していません。

写真撮影用500W白熱球
図3 写真撮影用500W白熱球

800nm以上の領域でも照度が低下せず、触ると熱い理由がわかります。

LED電球
図4 LED電球

可視域(380~780nm)の光しか発していませんので触っても熱くなりません。

蛍光灯(クール色と昼白色の比較)
図5 蛍光灯(クール色と昼白色の比較)

同じかと思っていた蛍光灯も調べると差があることが分かります。

注) UVランプ、白熱球、LED電球は信号強度を得るため検出器に近づけて測定しています。
  750nm付近に現れる段差は検出器の切り換えに起因するものです。
  蛍光灯はスペクトルの差を明確にするため最大値で規格化しています。


ご利用を希望される方へ

このページのご紹介内容は、依頼試験でご利用いただけます。

今回のようなスペクトル測定を実施した場合は、下記料金表が適用されます。詳細はお問い合わせください。
測定条件および測定点数により費用が変わりますので詳細は担当職員にご相談ください。

使用機器

分光放射照度計

料金

NO. 項目 単位 料金
K3470 分光放射照度計によるスペクトル測定 1測定につき 10,450
K3630 低照度光源による光照射 1時間につき 4,180
K3660 光学測定に関わる作業 1時間につき 7,260

ご利用方法

依頼試験(KISTEC事業名:試験計測)、委託受託(KISTEC事業名:技術開発受託)で利用できます。