2024年12月2日
振動エネルギー流れ可視化技術を用いたIndustry4.0対応生産設備の研究
ネットワークアディションズ株式会社、神奈川大学、KISTEC電子技術部
Industry4.0ではすべての生産設備装置を接続する通信回線を利用した高精度な時刻同期機能と通信帯域制御機能を必要とするため、既存装置に追加設置することでIndustry4.0に準拠したシステム構築を可能にするイベントロガーの開発を進めています。また、本イベントロガーに搭載された時刻同期機能は様々なシステムへの応用も可能です。本研究では、ネットワークアディションズ(株)、神奈川大学KISTECが研究開発を行っている振動エネルギー可視化技術と合わせて本装置の事業化に取り組んでいます。令和4年度は令和3年度試作したイベントロガーを利用し、川下企業からの要望を反映させた装置の試作を実施しました。さらに、本研究における成果を利用することで振動エネルギー流れ可視化技術の事業化に向けたプロジェクトにも繋げることができました。