募集終了令和5年度 トライボロジー技術フォーラム 開催のご案内
トライボロジー技術フォーラム
~低炭素社会の実現に向けたトライボシステム開発~
募集を終了しました。たくさんのお申し込みをありがとうございました。
フォーラム概要
KISTEC 機械・材料技術部では、令和5年度トライボロジー技術フォーラムを開催いたします。
福井大学 工学研究科 教授の本田 知己氏、KANO Consulting Office代表の加納 眞氏をお迎えして、低炭素社会の実現にむけたトライボシステムの開発を背景に、環境配慮型の低摩擦技術開発についてお話をいただきます。
また、KISTECではカーボンニュートラルの実現、SDGsの観点から、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜と環境負荷の小さい潤滑油を用いた超低摩擦化技術の開発に取り組んでいます。今回は、連続荷重増加すべり試験および潤滑下の試験によるDLC膜の評価技術について解説します。
なお、会場でご参加いただいた方には、KISTECのトライボロジー関連設備見学会も開催いたしますので、奮ってご参加ください。
プログラム
時間 | タイトル・内容 | 講師名 | 講師所属 |
---|---|---|---|
13:30 – 13:35 | オープニング | 青木 信義 | KISTEC 機械・材料技術部 部長 |
13:35 – 14:35 | 超低環境負荷潤滑剤を目指した糖アルコールの潤滑特性とレオロジー特性 環境に優しい新たな潤滑剤として食品成分である糖アルコールおよび還元水あめのトライボロジー特性を調べた結果、NSF H1規格の食品機械用潤滑油と比較して同程度、またはそれ以上に良好な摩擦特性を有する糖アルコールを4種類見いだした。ここでは、摩擦摩耗試験とレオロジー測定の結果をもとに、低摩擦発現機構の解明を試みた結果について、最新のデータを含めて概説する。 | 本田 知己 博士 | 福井大学 工学研究科 産業創成工学専攻 教授 |
14:35 – 15:20 | 環境にやさしい潤滑剤とDLCを用いたグリーントライボロジー技術動向 環境にやさしい生分解性潤滑油やアルコール水溶液とDLCコーティングの組合せによる超低摩擦特性は、近年多くの論文が公開されているだけではなく、すでに欧州では実量産適用に向けた国家プロジェクトが実施されている。その適用ターゲットの一つが歯車となっている。本フォーラムにおいては、それらに関連した摩擦特性や開発動向について紹介する。 | 加納 眞 博士 | KANO Consulting Office 代表 |
15:20 – 15:50 | 連続荷重増加すべり試験および潤滑下の試験によるダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜の評価技術について 当所では硬質薄膜の機能性評価試験を実施している。本フォーラムでは連続荷重増加すべり試験を用いたDLC膜の損傷形態の評価、およびDLC膜と潤滑剤含有成分との相互作用による反応膜の形成と低摩擦化の関係について解説する。 | 吉田 健太郎 | KISTEC 機械・材料技術部 材料物性グループリーダー |
16:00 – 16:30 | KISTEC内トライボロジー関連設備見学 |
主催
(地独)神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)
機械・材料技術部
お問い合わせ先
機械・材料技術部 材料物性グループ
吉田 健太郎
kentaro●kistec.jp
※メールアドレスは●を半角@マークへ変換してご利用ください。
お申し込み
- オンライン参加の場合は、ZOOMを使用します。以下より推奨環境を事前にご確認の上、PC( またはスマホ・タブレット)、インターネット通信環境(有線LAN 接続・Wi-Fi 推奨)、機器に接続可能なスピーカーをご用意ください。(機器内蔵の場合は不要)
- ZOOMの推奨環境はこちら(外部サイトへ移動します)
- 許可なく内容の一部、およびすべてを複製、転載または撮影、配布、印刷など、第三者の利用に供することを禁止します。
- やむを得ない事情により、日程・内容等の変更や中止をする場合があります。
- その他、お申込みについてご不明な点は、主催者へお問い合わせください。
- 感染症対策を実施の上で開催致します。 感染症対策の詳細はこちら
- 状況によりオンライン開催のみとなる場合がございます。予めご了承ください。
募集を終了しました。たくさんのお申し込みをありがとうございました。