【5/9開催】首都圏モビリティEMC技術研究会 第4回技術セミナーのご案内

首都圏モビリティEMC技術研究会
第4回技術セミナー
自動車関連EMC規格に関するセミナー
開催概要
近年、自動車を含むモビリティの急速な電子化に伴い、電磁波ノイズの抑制やノイズ耐性に対する要求は益々高くなっており、モビリティ関連分野においてEMC技術を支える人材の養成が急務となっています。
本研究会は、首都圏におけるEMC技術に関する企業横断、産学連携活動を立ち上げ、EMCにまつわる知識や経験の共有・継承、及びEMC技術者の育成を図るとともに、人的交流を深め、EMC業界の活性化を目的として発足しました。
第4回目の活動として自動車関連EMC規格に関するセミナーを開催しますので、皆様のご参加をお待ちしております。

開催プログラム
時間 | 講演内容 | 講演者 |
---|---|---|
13:30~13:40 | ・開催の挨拶 | 首都圏モビリティEMC技術研究会 会長 日産自動車(株) 木村 肇氏 |
13:40~14:40 | 車両のEMC評価:CISPR12 | 日野自動車 水谷 博之氏 |
14:40~14:50 | 休憩 | |
14:50~15:40 | 半導体EMCに関する国際規格と 半導体等価性評価法への活用 | JEITA標準化専門委員会 半導体EMCサブコミュニティ主査 東芝デバイス&ストレージ株式会社 富島 敦史氏 |
15:40~16:30 | 高調波/フリッカの基礎 | 菊水電子工業 矢島 芳昭氏 |
16:30~17:00 | 質疑応答 | |
17:15~18:30 | 懇親会(最大50名程度 1000円会費制 当日徴収となります) ※参加する/しないについては申し込み時にご確認いたします。 |
講演概要
車両のEMC評価:CISPR12
日野自動車 水谷 博之氏
自動車のEMC法規である、UN-R10の動向や、ISO、CISPRの動向を紹介する。特に、2025年中に15年ぶりの改定が予定されているCISPR12の変更内容を重点的に解説を行う。また、日野自動車では2020年に新たなテクノロジーを導入した、国内最大規模の電波暗室を導入しており、その取り組み内容についても紹介する。
半導体EMCに関する国際規格と半導体等価性評価法への活用
JEITA(東芝デバイス&ストレージ) 冨島 敦史氏
半導体単体に対するEMC試験法に関する規格は、IEC(国際電気標準会議)にて、審議・国際規格化が行われている。 これら半導体に対する国際規格の概要と半導体レベルで実施される試験の内容について解説する。 また、半導体製品のPCN(Process Change Notification)時に、半導体単体のEMC特性差異を比較する等価性評価法への活用とその狙いについて説明する。
高調波/フリッカの基礎
菊水電子工業 矢島 芳昭氏
R10.06 Annex11,12で要求されているIEC61000-3-2/3-12電源高調波試験とIEC61000-3-3/3-11フリッカ試験について、規格の概要と実際の運用におけるよくある質問の例を交えて説明する。
リーフレット
首都圏モビリティEMC技術研究会 第4回技術セミナーのご案内
ぜひ首都圏モビリティEMC技術研究会に参加しませんか?
参加のメリット;今後、会員限定の技術交流会や公開実験等を開催予定
本研究会に関する詳細(活動内容・入会方法等)につきましては研究会ホームページにてご案内いたします。
主催
首都圏モビリティEMC技術研究会
(地独)神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)
電子技術部
お問い合わせ先
電子技術部
電磁環境グループ
sm-mobility_emc●kistec.jp
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