金属組織観察実習(バルク材料編)

金属材料の力学特性の違いは、金属組織と密接な関係があります。そのため、光学顕微鏡による金属組織観察の結果には、基礎的で重要な情報が多く含まれており、破断面観察、硬さ測定と併せて故障解析の重要な手法の1つです。 本研修は、製造業の品質保証部門や研究開発部門の技術者で金属組織観察の初心者を対象にした、企業の人材育成に最適なプログラムです。実習試料に機械構造用合金鋼(SCM435調質材)、球状黒鉛鋳鉄(FCD400応力除去焼鈍材)及び合金工具鋼(SKD11低温焼戻し材、58HRC)または、アルミニウム合金(A6063T6材)の2種の中から1種類を選択して頂き、計3材質について講義と実習を通じて、試料調整と金属組織観察手法の習得を目指します。
第1回 令和7年 5月 8日(木)、 9日(金)全2日間 9:30~16:30(海老名)
第2回 令和7年 6月12日(木)、13日(金)全2日間 9:30~16:30(海老名)【募集終了】
第3回 令和7年 7月 3日(木)、 4日(金)全2日間 9:30~16:30(海老名)
第4回 令和7年 8月 7日(木)、 8日(金)全2日間 9:30~16:30(海老名)
第5回 令和7年 9月11日(木)、12日(金)全2日間 9:30~16:30(溝の口)
詳細
- 会場 第1~4回 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC) 海老名本部
第5回 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC) 溝の口支所 - 対象者 製造業の品質保証部門や研究開発部門の技術者
- 定員 2名(各回1企業1名までのお申込とさせていただきます)
- 受講料 30,000円(税込、テキスト代込)
- 申込締切日 第1回 令和7年 4月 17日(木) <先着順>
第2回 令和7年 5月 22日(木) <先着順> 【募集終了】
第3回 令和7年 6月 12日(木) <先着順>
第4回 令和7年 7月 24日(木) <先着順>
第5回 令和7年 8月 14日(木) <先着順>
こんな方におすすめ
- 材料や製品の品質保証担当部署に配属されたばかりで経験の浅い方
- これから金属組織観察に携わる方
- 試料の研磨やエッチングが今一つ上手くいかない方
この実習で身に付くこと
- 金属組織観察の試料作製に関する一連の手法
- 金属組織と材料特性に関する基礎的な知識
カリキュラム
<1日目>
時間 | 内容 |
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09:30 ~ 11:00 | 鋼はなぜ強度が高いのか?(講義) |
11:00 ~ 12:00 | 金属組織観察試料の作り方(講義) |
13:00 ~ 16:30 | 切断、包埋方法に関わる実習 |
<2日目>
時間 | 内容 |
---|---|
09:30 ~ 12:00 | 研磨による金属組織観察試料の作製実習 |
13:00 ~ 16:00 | エッチングおよび金属組織観察実習 |
16:00 ~ 16:30 | まとめおよび質疑応答 |
受講料支払い方法
原則、申込締切日以降に請求書を郵送いたします。 請求書に記載されている指定の口座に、開講日までにお振り込みください。 開講日までのお振り込みが難しい場合は、事務局までご連絡ください。
リーフレット
キャンセルについて
原則、キャンセルはお受けいたしかねます。
やむを得ない事情によりキャンセルをご希望される場合は、以下の期日までに事務局にご連絡ください。
期日以降のキャンセルについては、受講料のお支払いが必要となります。
第1回 令和7年 4月 17日(木)
第2回 令和7年 5月 22日(木)
第3回 令和7年 6月 12日(木)
第4回 令和7年 7月 24日(木)
第5回 令和7年 8月 14日(木)
確認事項<重要>
次の事項をご確認の上、お申込みください。
- 少人数制の実習のため、各回1企業1名様までのお申込みに限ります。
- 申込締切後、受講決定者には受講料請求書等の必要書類を郵送いたします。
- 許可なく講義内容の一部、およびすべてを複製、転載または撮影、配布、印刷など、第三者の利用に供することを禁止します。
- やむを得ない事情により、日程・内容等の変更や中止をする場合があります。
- 保証書に必要事項をご記入の上、参加日当日にお持ちください。【保証書はこちら】
- 昼食は各自ご持参いただくようお願いいたします。
- 当日は9:15より受付開始とさせていただきます。
お問合せ
(地独)神奈川県立産業技術総合研究所 人材育成部 教育研修課 産業人材研修グループ TEL 046-236-1500 Eーmail sm_sangyoujinzai★kistec.jp ※★を@に変換してください。