生産システムとデータ連携

生産システムとデータ連携
~サイバーフィジカル生産システムにおけるデータの取得と活用~

本講座は2025年3月に延期になりました。開催日が決定いたしましたのでお知らせいします。
受講をご希望の方は、下記申込フォームよりご登録ください。

開講日時

●2025年 3月 18日(火) 9:30~16:30

●2025年 3月 19日(水) 9:30~16:30

募集人数

  15名、先着順にて承ります
    ●申込締切 3/7(金)

対象者

  * 設備・装置を製造している企業エンジニアや関係者の方。
  * 設備の使用効率・生産の最適化をお考えの企業経営者の方。
  * DXやCPSについて知りたい・実践したい中小企業の技術者の方

開催場所

会場

1日目(3月18日)のみ、オンライン参加も可能

かながわサイエンスパーク内講義室(川崎市高津区坂戸3-2-1)
 Map・アクセス詳細はこちら

  • JR南武線「武蔵溝ノ口」・東急田園都市線「溝の口」下車 シャトルバス 5 分
  • JR 新横浜駅より東急バス(有料)直行「溝の口駅」行き30 分 「高津中学校入口」下車徒歩3分  東急バスのアクセスはこちら

※感染症対策を実施の上で開催いたします。 感染症対策の詳細はこちら

受講料(消費税込み)

 21,000円

カリキュラム内容と日程

3月18日(火)(会場 または オンライン:Zoom)
9:30-
11:00




11:00-
12:30
製造DX(デジタルトランスフォーメーション)と第4次産業革命
 1) デジタルトランスフォーメーション
 2) 第4次産業革命
 3) サイバーフィジカル生産システム

データ利活用のためのIoTとデジタルツイン
 1) ものづくりの全体最適化とデータ
 2) IoTによるデータ収集
 3) デジタルツインを用いたシステムの見える化・分析・予測・全体最適化
髙橋 宏治
職業能力開発
総合大学校
名誉教授・
特定教授
13:30- 15:00




15:00-
1630
システム・オブ・システムズと創発によるシステム構築
 1) 自動制御から自律制御へ
 2) システム・オブ・システムズと創発
 3) 臨機応変なものづくりシステムの制御
   データ連携によるものづくりの自律的全体最適化

DX推進スキル/AI導入/デジタルガバナンス・コード実践、
2030 Vision for Industrie 4.0/Industry 5.0

 1) マスカスタマイゼーション・変種変量生産
 2) 止まらない工場=故障代替・予知保全・データ連携、生成AIなどAI技術導入ユースケース
 3) 今後の発展
髙橋 宏治
職業能力開発
総合大学校
名誉教授・
特定教授
3月19日(水)(会場のみ、PC持参)
9:30-
11:00




11:00-
12:30
OPC UA概要 - 情報モデルの詳細
 1) スマートファクトリと国際標準化とOPC UA
 2) OPC UAの構造とClient・Server・Service
 3) 情報モデルとそのための表記の詳細

OPC UA演習 - 情報モデルの設計と作成
 1) 情報モデルの設計とそのプロセス
 2) 独自情報モデルデータシートとその作成
 3) データシートよりXMLの生成と検証
柴田 浩一
(株) Empress
Software Japan
営業部 部長
13:30- 15:00




15:00-
1630
FDT技術のコンセプト
 1)産業オートメーション生産システムにおけるデバイス管理
 2)FDT技術の構成と適用事例
 3)FDT UEを活用したIT/OT統合

FDTの活用事例
 1)脱炭素社会に向けた社会環境の変化と産業用データ流通
 2)FDT UEを活用した脱炭素実証システム
 3)工場DXの現在と将来
伊藤 章雄
早稲田大学
嘱託研究員、
FieldComm Group

武中 俊樹
早稲田大学
嘱託研究員、
日本フィールド
コムグループ

本コースのねらい

 工場における製造工程からは製品の製造データだけでなく、これらを加工する各種設備・装置などから生産データも収集されます。近年では、各種センサーなどのIoT技術を活用すれば、生産システムにおけるこれらの実データ(フィジカルデータ)がより簡単に収集でき、さらに見える化することにより生産状態のモニタリングも容易に実現できるようになってきました。しかし、設備や装置の種類やデータの取り方は様々で、それぞれ個別対応で収集すれば、高コストになりがちだけでなくメンテナンスなども煩雑になります。さらにこれらを活用して製造工程の最適化を図ろうとすれば、フィールド層からコントロール層さらに管理層までデータを連携させて活用する必要があります。
 生産データを効率的に収集し効果的に分析し生産の最適化に活用するためには、AI・データサイエンスの技術を活用するとともに、データ収集や連携のための共通の形式、すなわちデファクトである国際標準を使用することがもっとも有効です。本講座では、生産データの活用と生産システムの最適化の全体概念としてフィジカル生産システムについて学習し、データ連携に使われる2種類の国際標準化技術、OPC UA(IEC 62541)とFDT(IEC62453)について学習します。
 OPC UAは、つながる工場におけるデジタルデータを共通仕様の情報モデルにより表現し、設備間・工場間でのデータ連携、連携にともなうセキュリティの確保も可能にする国際標準です。本講座では情報モデルを中心にOPC UAの各コンセプトを理解し、演習も実施し基礎を習得します。
 FDTは,産業オートメーション生産システムにおけるデバイス管理を統合するソフトウェアインタフェース技術です。その最新のアーキテクチャであるFDT UEではOPC UAサービスが付加されており,現場から経営層に至るセキュアで強固なIT/OT統合を可能としています。本講座では、FDTのコンセプトとその活用事例として脱炭素実証システムについて説明し、工場DXの現在と将来について学習します。

 皆さまのご参加をお待ちしております。

主催

地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)

後援・協賛

(公社)計測自動制御学会、(一社)日本機械学会、川崎商工会議所、株式会社ケイエスピー

申込要領

  • 本講座は、対面で実施いたします。(初日のみオンライン参加可)
  • 演習を実施するため、受講者はPC(エクセル必須)が必要です。
  • ご受講までの流れ
    • 申込締切後、受講決定者には受講票・受講料請求書等の必要書類をお送りします。
    • 請求書に記載されている銀行口座に、開講日までにお振り込みをお願いいたします。開講日までのお振り込みが難しい場合は、事務局までご連絡ください。
    • 開講日当日は受講票をご持参のうえ、会場にお越しください。
  • 申込締切後でも、定員に余裕がある場合はお申込みを受付けられる場合がありますのでお問合せください。
  • 講義中、許可なく講義内容の一部、およびすべてを複製、転載または撮影、配布、印刷など、第三者の利用に供することを禁止します。
  • やむを得ない事情により、日程・内容等の変更や中止をする場合があります。
  • その他、お申込みについてご不明な点は、主催者へお問い合わせください。

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人材育成部 教育研修課 教育研修グループ
TEL:044-819-2033
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