高分子材料を進化させる表面・界面制御の基礎
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日程
令和6年2月15日(木)10:00~17:20
開催方法
オンライン開催:Zoom使用
定員
15名(先着順にて承ります)
受講料
26,000円(消費税込み)
対象
- 企業、研究機関にご所属で、新しい高分子材料の研究開発に携わる方。
- 高分子材料を用いて高機能表面の創製を目指す方。
- 複合加工などにより、高分子材料の新しい産業領域への展開を目指す企業の方。
- 新素材の開発、設計業務に携わる方。
・・・メーカー・ユーザーいずれの方も承ります
カリキュラム
2024年2月15日(木)
10:00~11:30
高分子とは
九州⼤学⼤学院 ⼯学研究院 応⽤化学部⾨
主幹教授 ⽥中 敬⼆ 氏
12:30~14:00
高分子固体の表面物性の基礎
九州⼤学 ネガティブエミッションテクノロジー研究センター
特任教授 ⾼原 淳 ⽒
14:10~15:40
表面・界面の実験解析
東京大学大学院工学系研究科 化学生命工学専攻
特任教授 川⼝ ⼤輔 ⽒
15:50~17:20
表面・界面のシミュレーション
九州⼤学 次世代接着技術研究センター
教授 ⼭本 智 ⽒
本講座のねらい
高機能化や複合材の開発、金属等との異種材料接合まで望まれている高分子材料は、その表面や界面で生じる現象を把握し、制御して分子設計に役立てようとすると、高分子それ自体の構造や物性の複雑さゆえ、想像以上の困難を伴います。従来の高分子科学とは異なる視点の導入、新たな理論の構築が必要になります。
物性変化、反応促進、異種材料間の適合性・・・何かが始まるのは、いつも物質の表面、界面から。高分子の表面や界面では何が起きているのか? そもそも「表面」「界面」とはどのあたりのことと捉えればよいのか? 高分子の「機能発現」とは何を意味するのか? 最新の研究成果とともに、高機能の高分子材料開発に必要な基本概念から構造・物性把握のための分析・解析手法までを解説します。
主催
(地独)神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)
お問い合わせ
人材育成部 教育研修課 教育研修グループ
TEL:044-819-2033
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