MI×データ科学

開講期間

令和7年 1月 8日(水)、9日(木)、 15日(水)、16日(木)

※オンライン開催の講座です。会場で視聴をご希望の場合は、ご相談ください。(会場でオンライン視聴となります。)

開催方法

*オンライン開催について
全日程、ZOOMを利用したオンラインでご受講いただけます。受講要項をご確認の上、お申込みください。
≫PC、スマートフォン、タブレットでもご受講いただけます。
≫ご受講書類・テキストは、お申込みいただいたご住所宛に事前に郵送いたします。
※オンライン受講についてご不明点やご不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

*会場でご視聴の場合について(ご希望の場合は、会場でのご視聴も可能です。)
 かながわサイエンスパーク内講義室(川崎市高津区坂戸3-2-1)
 Map・アクセス詳細はこちら

  • JR南武線「武蔵溝ノ口」・東急田園都市線「溝の口」下車 シャトルバス 5 分
  • JR 新横浜駅より東急バス(有料)直行「溝の口駅」行き30 分 「高津中学校入口」下車徒歩3分  東急バスのアクセスはこちら

募集人員

15名 ●申込締切 令和6年12月20日(金)

対象者

  • マテリアルズ・インフォマティクスを実施したい企業関係者、アカデミック関係者。
  • 特に初学者、マテリアルズ・インフォマティクス技術を導入したい経営者。
  • 材料の研究と開発で、データ処理・解析、人工知能技術の活用方法にご興味のある方。

受講料(消費税込み)

区  分受講料
A 一般45,000円
B KISTEC 会員
C 神奈川県内中小企業
36,000円
D C以外の神奈川県内企業
E 神奈川県内在住の個人の方
40,500円

※ 神奈川県内中⼩企業とは・・・神奈川県内に事業所があり、資本金が3億円以下または企業全体の従業員数が300名以下の企業を指します。
※ 後援・協賛学協会会員の方は割引が適用される場合がございますのでご一報ください。

カリキュラム内容と日程

1月8日(水)

10:30-12:30自律材料探索×データ科学
 冒頭で本カリキュラムの狙い、全体像を紹介します。講演内容としては、自律材料探索に利用できるアルゴリズムについて紹介し、どのような成功例があるかを紹介します。自律材料探索を実施している研究者・技術者にとって有用な講義となると期待します。
田村 亮 
国立研究開発法人 物質・材料研究機構
主幹研究員
13:30-15:00材料科学×データ科学
 マテリアルズ・インフォマティクス研究全体の概要について紹介します。MIとは何かを理解したい研究者・技術者にとって有用な講義となると期待します。
岩崎 悠真 
国立研究開発法人 物質・材料研究機構
主任研究員
15:15- 16:45分子設計×データ科学
 分子設計にデータ科学手法がどのように利用され、どのような成功例があるかを紹介します。有機分子に関連する研究開発を実施している研究者・技術者にとって有用な講義となると期待します。
寺山 慧 氏
横浜市立大学大学院
准教授

1月9日(木)

13:30-15:00スペクトル×データ科学
 スペクトル解析にデータ科学手法がどのように利用され、どのような成功例があるかを紹介します。スペクトル解析に関連する研究開発を実施している研究者・技術者にとって有用な講義となると期待します。
松村 太郎次郎 氏
国立研究開発法人
産業技術総合研究所
研究員
15:15- 16:45材料画像×データ科学
 材料の画像解析にデータ科学手法がどのように利用され、どのような成功例があるかを紹介します。材料の画像解析に関連する研究開発を実施している研究者・技術者にとって有用な講義となると期待します。
五十嵐 康彦 氏
筑波大学
准教授

1月15日(水)

13:30-15:00材料科学×生成AI
 近年、生成AI技術の進展が目覚ましく、生成AIと材料科学の接点について紹介します。次世代技術として、生成AIとの融合を検討している研究者・技術者にとって有用な講義となると期待します。
畠山 歓 氏
東京科学大学
助教
15:15- 16:45材料科学×量子技術
 近年、量子技術の進展が目覚ましく、量子技術と材料科学の接点について紹介します。次世代技術として、量子技術との融合を検討している研究者・技術者にとって有用な講義となると期待します。
松下 雄一郎 氏
株式会社Quemix
代表取締役CEO

1月16日(木)

13:30-15:00計算材料科学×データ科学
 計算材料科学、第一原理計算に対してデータ科学手法がどのように利用され、どのような成功例があるか紹介します。計算科学に関連する研究開発を実施している研究者・技術者にとって有用な講義となると期待します。
横山 智康
パナソニック ホールディングス株式会社
リードリサーチャー
15:15- 16:45ポリマー材料×データ科学
 ポリマー材料研究にデータ科学手法がどのように利用され、どのような成功例があるかを紹介します。ポリマー材料に関連する研究開発を実施している研究者・技術者にとって有用な講義となると期待します。
室賀 駿 氏
国立研究開発法人
産業技術総合研究所
主任研究員

本コースのねらい

 近年、マテリアルズ・インフォマティクスと呼ばれる、材料研究と機械学習・人工知能・データ科学の融合研究が注目を集めています。情報科学手法を利用することで各種材料データを解析し、材料開発にかかるコスト・時間を短縮、さらに革新的な材料を開発するための指針を構築することが目標です。一方で一概に材料研究といっても、様々なターゲットがあり、検討したい問題がマテリアルズ・インフォマティクスの対象として適しているか、簡単には理解しづらいです。
 これまで、「MI×データ科学」コースでは2年にわたり、物理・化学・薬学・測定・計算科学などさまざまな分野でデータ科学がどのように利用され、どのような成功例が得られてきたかを概観してきました。この2年間で取り扱ってきた話題のうち、より発展性のあるテーマを厳選、さらに、近年注目を集めている生成AIおよび量子技術と材料研究の接点に関する話題も提供します。新進気鋭の若手研究者にそれぞれの分野におけるデータ科学の有効性を、各論に深入りせずに概観してもらうことにより、参加者が行いたい研究・開発の道筋が明確化すると期待しています。各コマでそれぞれの話が閉じるように設定されているため、過去2年の受講者、新規受講者どちらにも有用であると考えています。
 皆さまのご参加をお待ちしております。

主催

地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)

後援・協賛

(一社)日本応用数理学会、(公社)日本化学会、(公社)高分子学会、(一社)軽金属学会、(一社)電子情報通信学会、(一社)日本計算機統計学会、マテリアルズ・インフォマティクス研究部会、(公社)日本材料学会、(一社)プラスチック成形加工学会、(公社)応用物理学会、川崎商工会議所、(株)ケイエスピー(一部申請中)

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人材育成部 教育研修課 教育研修グループ
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