RoHS/REACHに対応する自律的マネジメントシステムの構築(導入編)【オンライン講座】
募集を終了いたしました。たくさんのお申し込みをありがとうございました。
日時
2021年9月29日(水) 10:15~17:00
募集人員
80名(先着順にて承ります。)
受講料
5,500円(税込)
対象者
企業における化学物質規制対応の実務担当者、新任担当者、サプライヤーの方など
開催方法
ZOOMを利用したオンライン講座(ライブ配信)です。対象者、受講要項をご確認の上、お申込みください
※KISTEC会場(弊所会議室、川崎市高津区)もご用意できます(若干名)。ご希望の方は、お申込み時に備考欄へご記入の上ご相談ください。
・PC、スマートフォン、タブレットでもご受講可能です。
・ご受講に関するご請求書類はお申込みいただいたご住所宛に事前に郵送いたします。
・通信環境により、一部が視聴いただけなかった場合、後日見逃し配信のご案内を検討しております。
プログラム
導入編テーマ:『法規制の本質と新たな課題を知る』
目的:
自社の「利用可能な最良の技術(BAT:Best Available Technology/ Techniques)」を見極める
変化を知り自社が取り込むべき情報を先手、先手で選択することが必要です。
他社を真似るのではなく、自社の価値観でリスクベースの考え方により何を何処まで取り込むのかを見極めることが重要です。
内容
時間 | 内容 |
10:15~10:20 | オープニング |
Part1 | 新たな規制の動向を知る EUの環境政策、中国やアメリカの環境規制法 |
10:20~11:10 (50分) | EUの環境政策の動向 |
11:20~12:10 (50分) | 新たな規制物質の動向 POPs条約(UV328)、TSCA(PBT)、化審法(PFOA) |
Part2 | 企業が順守すべき典型的な法規制を知る EU REACH規則、CLP規則、RoHS指令 など |
13:00~13:50 (50分) | REACH規則の本質 CLS、認可、制限物質の動き |
14:00~14:50 (50分) | RoHS指令の本質 附属書IIIの動向、CEマーキング |
15:00~15:50 (50分) | 中国RoHS管理規則の本質 CGPマーキングとIEC63000:2016 |
16:00~17:00 (60分) | パネルディスカッション |
※終了後、個別相談会を開催いたします(事前申込要)
受講特典
ご受講された方全員に副読本を進呈いたします。
カリキュラム編成者からのメッセージ
「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」(方丈記 鴨長明)と時の流れが緩やかであった鎌倉時代でも、変化は関心事でした。現代は、WSSD目標(2020年)、SDGs(2030年)そしてUN75目標(2045年)と変化は速く、その変化幅は大きくなっています。日々の変化を、放置していると短期間で大きな壁となり、乗り越えらない変化になるともいえます。そして、今日のビジネスモデルも将来は否定されるかもしれません。日々の変化を取り込む必要がありますが、5年先、10年先の規制の姿を予測し、ビジネスモデルを変える準備もしなくてはなりません。
EUの環境政策が世界を動かしていることは実感しています。EUの潮流がEUグリーンディール(A European Green Deal)で、「2050年までにEU全体で二酸化炭素(CO2)の排出を実質ゼロにする炭素中立(カーボン・ニュートラル)の実現を目指す」をゴールとし、「産業をクリーンな循環型経済へ動員する」、「汚染のない環境を目指すための汚染ゼロ目標」などの要素が示されています。環境規制の先進的規制をしているEUの潮流を自社対応の予兆とし、先取りして変化を取り込む仕組みを“自律的マネジメントシステム”として構築する必要があります。
これらの潮流を解説し、REACH規則やRoHS指令の本質を説明します。この基礎知識を踏まえて、リスクベースで順法基準を捉え、自社の身の丈に合った、守れる仕組みによる、他社にない独自の自律マネジメントシステム(CAS)構築を目指します。本コースのまとめとなる自律編では、グループ演習を通してCASを技術文書に整理していくことで、他社と自社の相互研鑽を狙います。
一般社団法人 東京環境経営研究所 理事長
一般社団法人 産業環境管理協会 技術参与
松浦 徹也 (中小企業診断士・環境計量士)
お問い合わせ
人材育成部 教育研修課 教育研修グループ
TEL:044-819-2033
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