二酸化炭素のひみつを知って、楽しく実験をしながら、環境問題についても考えたよ。みんなで気を付けていけば、少しでも地球は守れるね!
今回のテーマは「二酸化炭素」です。まずは師範実験。水槽の中に、シャボン玉を飛ばしてみたところ・・・空中で止まったまま!中にある水をよ~く見ると・・・泡が沢山あります。実は、この水はクエン酸と重曹をまぜたもので、泡の正体は化学反応でできた二酸化炭素です。空気よりも重い二酸化炭素が水槽の中にあったので、シャボン玉は空中で浮かんだままになるということが分かりました。
次に、入浴剤やろうそく、クエン酸と重曹を使った実験をしました。最後は、ドライアイスのかたまりを水の中に入れると勢いよく泡が出て、すぐに白いもやもやしたものがあふれ出てきました。水槽の中には大量の二酸化炭素が発生し、シャボン玉は空中に浮かぶどころか、はじかれて水槽の外に飛んでいきました
実験を通して、二酸化炭素は「見えない、空気より重い、においがない」ということが分かりました。二酸化炭素は、日常で使われている必要なものですが、実は地球温暖化の原因となっています。最後に、これからどのように生活していけばいいかを考えました。「無駄な電気は使わない。」「今の大人に変わって、自分たちで環境をよくしていく。」など素晴らしい意見を聞くことができました。