子ども向けイベント

青少年に人気のあるロボットのプログラミングなどの実験教室を通して、子どもたちに科学技術への興味・関心を持ってもらい、理解を深めます。環境、宇宙・天文、ロボット、ナノの世界、バイオ・医療など科学技術のトピックスを実験しながら身につけます。

ぼく、
りかすとん!
みんなといっしょに
かがくのべんきょうが
できるのをたのしみ
にしているよ!

りかすとん
の紹介

子ども向けイベント

詳細内容

テーマ 2023年 第1回 KISTEC理科実験室 
「スマホ顕微鏡でクマムシを見よう  ~100倍の日常をスマホで楽しむ~」
開催日時 2023年6月17日(土)
第1回 10:30~12:00
第2回 14:00~15:30
講師

伊藤政博(いとう まさひろ) 先生

東洋大学 生命科学部 生命科学科 教授

開催場所 かながわサイエンスパーク内 西棟7階701室  (川崎市高津区坂戸3-2-1)

◆ JR南武線「武蔵溝ノ口」・東急田園都市線「溝の口」下車 シャトルバス 5 分
対象 小学3年生~6年生
  • まずは敷地内の池の周りでコケを採取します。講師の伊藤先生のアドバイスをいただきながらコケ選び。本当にこの中にクマムシがいるのかな?

  • 皆でいっせいにクマムシ探しです。スマホに顕微鏡をセットするのはとても簡単。でもクマムシを見つけるのは簡単ではありません。

  • スポイトでシャーレに1滴たらして、顕微鏡で見ます。クマムシの他、線虫やワムシもいます。

  • ようやくクマムシ発見!手足をバタバタと動かす姿はなんともかわいらしいです。

みんな一生懸命にクマムシを探してくれました。クマムシの事を知っていて、事前に調べてまとめていた人もいましたよ。スマホ顕微鏡は簡単に観察できて、写真で画像を残せておけるから便利だね!

 今回のKISTEC理科実験室の講師は、東洋大学生命科学部生命科学科の 伊藤 政博 先生です。伊藤先生は極限環境に生息可能で、“地球最強の生物”といわれる緩歩動物クマムシの研究をされています。クマムシは、宇宙環境や乾燥環境に対して驚異的な耐性をもつことが分かっていますが、実は身近な場所にも生息しています。そこで、会場の敷地内でコケを採集し、スマホに取り付けるタイプの顕微鏡でクマムシを観察しました。採取したコケを水につけて、そっと外すと、残った水にクマムシが…?実際にその姿をとらえられた人も、残念ながら見つからなかったという人もいましたが、3D プリンターで作成したクマムシの模型を楽しみ、その特性や可能性について学ぶことができました。

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